空き家を「負の遺産」から
「村への入り口」に再定義できれば、
住み続けたい村になるのでは?
プロジェクト概要
地域の住宅ストックを「生きた資源」として循環させ、移住希望者への安定的な住宅供給と、所有者の管理負担軽減を両立させることを目的に、住環境整備・空き家の利活用促進に取り組んでいます。
西粟倉村では、移住者の増加により住宅需要が高まっている一方で、空き家が適切に活用されず「住まいが見つからない」という構造的な課題があります。多くの空き家は、所有者が遠方に住んでいたり相続関係が未整理であったりするために意思決定が遅れ、建物の老朽化や断熱・耐震性能の不足が活用の障壁となっています。また、これまでは住宅情報が断片的に管理され、所有者が気軽に相談できる窓口も不足していました。
そこで、「発生予防」「早期把握」「円滑な流通」という一連のプロセスを体系化し、空き家相談窓口の設置や一元的なデータベースの構築を進めています。さらに、住宅の温湿度や電気使用量データを計測・分析し、「冬は暖かく、夏は涼しい」といった快適性を数値で見える化することで、客観的なエビデンスに基づいた適切な改修や家賃設定、移住検討者の不安解消につなげています。これにより、信託等の新たな仕組みを活用して所有者のリスクを抑えつつ、次世代に住宅をスムーズに引き継ぐ「地域住宅循環モデル」の確立を目指しています。
具体的な取組
- 空き家の調査&相談受付
- 村内業者と連携し物件活用を促進
- 空き家の活用に向けた住環境の調査




